今回の記事では、お金の一般的な知識として、預金について学んでいきましょう。
結論
定期預金の金利>普通預金の金利です。
えっ、それだけ?そもそも金利って?
端的に言うと、これだけです。金利について、わからないよっていう方いると思います。
かくゆう私もお金についてぜんぜん知りませんでした。
ですので、次に金利について少し掘り下げていきましょう。
金利とは
そもそも金利とは?ですが、お金を貸す又は借りる際に発生する利子のことです。
当然、金利が高ければ高いほど、貸す側にとっては嬉しいし、借りる側にとっては、嬉しくないです。
ややこしい!結局どっちなのよ。
そうです。立場によって、金利の意味が変わってくるのです。
金利は、立場によって、高い方がいい、低い方がいいが変わる。
金利が高い場合
金利が立場によって、変わる意味を理解するものとして、銀行の業務について見てみましょう。
銀行って、なにやっているのだろう?あ、家を借りるときにローン組んだりするときに
金利が高い、低いっていう話聞くけど。。
はい。私たちの身近な銀行とのかかわりとは、家を買うときにお金を借りますよね。
その時に、金利が高いとその分いっぱいお金を返さなければいけなくなってしまう。とすると、私たちにとっては、金利が高いと困りますよね。
逆に、銀行の立場にとっては、いっぱいお金を取ることができるので、金利が高いと嬉しいですよね。
一般的に、家のローンの変動金利は、どの銀行も1%以下となっているので、そこまで高い状況ではありませんが。。
家のローンについては、こちらで解説していますので、ご覧ください。
変動金利?固定金利?結局どっちがいいの!?
金利が低い場合
お金を借りる場合はわかりました。じゃあ、私たちが預けている預金はどうなんですか?
銀行からしたら、お金を借りている立場ですよね?
鋭い。
そうです、私たちは、預金通帳にお金を入れて、毎月給料がそこに振り込まれますよね。
ということは、それもお金を貸している状況なのです。
ということは、利子がついて、お金が増えているということじゃん。
そのとおりです。しかし、残念ながらそれは微々たるものです。
昔、バブル時代には、銀行に預けているだけで年6%の利子がついている時代がありました。
今は、よくても約0.001%くらいです。100万円預けたら、一年後10円の利子がつくような感じです。
これでは、預けている意味はありません。
でも、預けていたら安心安全だよね。お金が減ることもないし。取られる心配もない。
それはそうですが、物価があがっていくと、お金の価値が減ってしまいますよね。
日本は、長い期間デフレーション(物の価値が下がり続ける状況)でしたので、お金の価値が減るという意識はありませんが、経済成長している国では、物価は上がっていくことが理想です。
この辺の物価やお金の関係ついての内容も以下のところから確認できるので見てみてください。
物価とお金の関係について
それは、そうだけど、お金を少しでも多く増やしたいよ。
はい、そういう人もいるでしょう。確実に少しでもお金を増やすためにどうしたらいいのか知りたいと思います。
それが、普通預金ではなく、定期預金をすることに繋がるのです。
しかし、定期預金は、一定期間お金を引き出すことができません。
でも、引き出せなくても、引き出さないために預けているからいいじゃん。
永遠じゃないし。
そうですよね。お金を預けるだけの人だと引き出せない方がいいのです。
でも、一体なぜでしょう??
なぜ、銀行は少し長く預けているだけで、ちょっと高い金利をつけてくれるのでしょうか?
お金の本当の価値を知りましょう。
みなさんが持っている1万円というのは、10年後果たして同じ1万円の価値を持っていると思うでしょうか?
いいえ。最近では、円安に伴う輸入品の高騰及び原材料費の高騰で日本でも物価が上がっていますよね。その状況で、1万円で同じ買い物ができるしょうか。
そうです!できないのです。これは、物価上昇によって、お金の価値が低くなってしまっているというわけです。
いままでは、日本は長くにわたりデフレーションだったので、お金の価値が低くなるという実感がわかなかったと思います。
つまり、今の1万円は10年後の1万円とは価値が違うです。いまのお金をどう使っていくのかがとても大切だということもわかるはずです。
ですから、銀行は少しでも高い金利をつけて、みなさんから少しでもお金を貸してもらって、土地や投資にお金を回して、お金に働いてもらうことをしているのです。
ということで、最初の疑問にもありました、定期預金が普通預金よりも金利が高い理由がわかりました。
なるほど、まんまと利用されていたわけですね。
でも、お金の増やし方の知識なんて全然ないので、どうしたらいいの分りません。
そのため私たちが、お金について正しく理解して、どう運用していけばよいのかを知る必要があると思います。
ですので、このブログではお金の使い方、特に運用についての知識を深めることができるようなコンテンツをつくっていきますので、ぜひご覧ください。
コメント